みきちゃ

オン・ザ・ミルキー・ロードのみきちゃのレビュー・感想・評価

4.0
世界三大映画祭を制した監督の一人クストリッツァが2016年に発表した、9年ぶりの待望の待望の新作だったそうな。

初めて観たよークストリッツァ。突き抜けてんなー!「えー!」とか「わー!」とか声が出てしまった。

動物の皆さん、ハヤブサのリュビツァさん、ロバのトミーさん、黒いわんこさん、ガチョウの皆さんに、羊さんたち、そして御蛇様。CGは御蛇様の一部シーンのみらしい。一体どういう演技指導なのか。だってあの熊さんもやで!ムツゴロウなんですか。旧ユーゴのムツゴロウ的なことなんですか。

肩にハヤブサを乗せて、ロバに乗ってミルクを運ぶコスタが監督ご自身。JKにかかれば「かわいいー!」とか言われてそうな風貌。村のマドンナのミレナ嬢はエネルギー溢れてて魅力的。時計と戦うお母さんを助けててめっちゃえらい。麗しのモニカ・ベルッチの妖艶さは今作でも変わらずまぶしい。

クストリッツァの楽器の音色はいいなあ。踊りたくもなる。異国の知らない楽器がたくさんあった。

生も死も、幸せも不幸も、夢も希望も絶望も、全部混ざって愛のかたまりとなり大爆発してた。これはコメディなんやなあ。

見終わってのこの気持ちは多幸感でいいんかな。なんで多幸感???でもやっぱり多幸感。

「私の美しさもあなたのやさしさも、人の悪意をひきだすだけ」