ハンポコナヨツナ

オン・ザ・ミルキー・ロードのハンポコナヨツナのレビュー・感想・評価

4.0
エミール・クストリッツァ監督、実に9年ぶりの新作。

いやぁ、クストリッツァ健在!
今作でもやってくれましたねー。
民族紛争という悲劇をファンタジックかつメッセージ性を持たせ、かつ、その地域への愛情も感じさせて魅せるという味は今作でも全くブレませんでしたね。
クストリッツァ自身の過去作品へのセルフオマージュのようなシーンも多々あり、思わずニヤリ…かつ、ハラハラしましたね。
なので、今作で少しでも琴線に触れた方には過去の作品もご覧になっていただきたいです。

ラストシーンも壮大で素敵な幕引きになっていたかと思います。