サワサワ

オン・ザ・ミルキー・ロードのサワサワのレビュー・感想・評価

4.0
生きるって素晴らしい事。

『アンダーグラウンド』『黒猫・白猫』同様に監督が描く"戦争への憎しみ"がとても伝わってくる作品。
戦争の最中、人々は酒を飲み歌い皆楽しそうな日々を送る。しかしその反面、アヒルが真っ赤な血の浴槽にダイブしたり、羊達が地雷に吹き飛ばされたりと、なんの罪もない市民達が殺される様を表しているシーンに胸が痛む。
ラストシーンでのコスタが15年間石を運び並び続けているシーンにはユーゴスラビアで犠牲になった死者への哀悼の意を表していると感じた。
こんなに必死に生きていたのに何故殺されなければならなかったのか?