オシャレな包み紙に惹かれて一口かじったら、エキゾチックな風味のスパイシーなチョコレートだった。そして私にはちょっぴりカカオが強すぎた…そんな味わい。
驚きに満ちた独特の映像センスと奇想天外なファンタジー。心を喪った者がまた愛によって心を取り戻す物語。戦争に恋愛に逃避行。どのシーンも魅力的で風変わり。そして耳に残るツィンバロムの音色。出てくる出てくる印象的な動物や鳥たち。
美しいモニカ・ベルッチに心奪われる役のクストリッツァ。監督も脚本も担ったからこそ自由に目一杯つめこんで撮れたのでしょう。何という豊かなイマジネーション。
石を敷き詰めるシーンが…。俯瞰でみたら理由がわかってぐっときました。