otom

オン・ザ・ミルキー・ロードのotomのレビュー・感想・評価

5.0
ロマンティックとミラクルと共存する超暴力。紛争の最前線とは思えない程のマッタリ感と機械も含むあらゆるものに生命を宿らせるクストリッツァ。そんなほのぼのした均衡を崩すのは当事国だけとは限らないのは皮肉だわね。劇中を通して描き出される愛すべきアニマル達とのミラクルな共存と争いをやめられない人間って情けない現実。しかし、マトンカレー何杯分吹っ飛んでたのか。そしてシワシワでも美しいモニカ・ベルッチとのランボーレベルの逃避行にラヴはパワーで過去を失った者たちにも生命は再び宿る。強烈な愛の末に悲しみの地雷原に敷き詰められた優しさにジーンとくる。