オン・ザ・ミルキー・ロードの作品情報・感想・評価

「オン・ザ・ミルキー・ロード」に投稿された感想・評価

金柑

金柑の感想・評価

3.8
羊…羊よ…

謎CG
画面の隅で地味にいるドライヤーおじさんとか耳ひくひくおじさんとか、そういうのが好き
あと黒猫白猫のおじさんは一発で分かったよ

謎ユーモアが好き
きっと意味があるんだろうけどなんだかよく分からないフレーズの組み合わせみたいな

ツィンバロンを映画音楽で聴くことは度々あるけど映画の中で実際に弾いてるのは初めて見たかもしれない

動物とやたら仲良しなおじさんという図が好きなのはたぶんドリトル先生とかのせいだしナルニアをぼんやり思い出してた
ミルクを持って追いかけるシーンが好きだ。
ヴレア

ヴレアの感想・評価

4.8
クストリッツァ監督の「アンダーグラウンド」で拒否反応を示した方にもオススメ!

基本的には戦争映画なんだけど、かなり奇妙キテレツなファンタジー要素が詰め込まれた、もはやジャンル不明の作品。
銃弾で吹っ飛ばされた耳を普通の針と糸でくっつけちゃう、ってのは序の口で、この世界では戦火の中なのに人々は毎晩宴を繰り広げ、陽気な音楽に合わせて鳥たちも踊ります。蛇は牛乳を飲み、人を見るや用もないのに絡みついて絞め殺しにきます。(あっ、じゃれてるだけなのでご安心を!)
ここまで聞いて「アンダー―グラウンド」と同じじゃないか!とお思いの方も居られるかもしれないが、この映画は一見目茶苦茶な展開ながらもしっかりとエンターテインメントに徹している為、決して映画マニアでなくても気楽に楽しめるというのが大きいのだ!

後半のシリアスな展開も手に汗握るし、とにかくそのイマジネーションの豊かさに驚かされた。また、この映画の主役は動物達でもある。ハヤブサやアヒルやロバや蛇や羊や熊や猫が活き活きしていてとても愛らしい。これはクストリッツァ映画史上最高に動物達が輝いていると言っていい。どうやって撮ったんだ?と疑ってしまうような所まで、ほぼ実写にこだわって撮っているのだから凄い(蛇に巻き付かれるシーンだけCGだそうな)しかも撮影に3年もかけたというのだからそのこだわりは半端ない。

もうこれは何も考えずに楽しんじゃったもん勝ち!何より一番楽しんじゃっているのが自ら主演しているクストリッツァ自身であるというのは疑いのないところだろう!とにかく楽しい映画!
血の風呂に入るガチョウに
ロバの上で銃弾避けの傘をさすミルク運びに
踊るハヤブサに
人の手を噛む時計に
鏡に映った自分の姿に驚き卵を産む鶏に
ミルクを飲む蛇に
空き瓶の音階に
魚のように泳ぐ花嫁衣裳に
逃げるふたりを隠す羊の群れに

目はくぎづけ。
でも羊さんのシーンでは
ひざの上にいたひつじのぬいぐるみのふうさんのおめめをふさぎました。
ふうさん、見ちゃだめ!

このレビューはネタバレを含みます

無いよ、コレは。戦争、寓話、諷刺、色々あるのは分かる。動物がドカンドカンと死んじゃうのも演出だろうから構わないけど、ラスト、長々と逃亡した果てに地雷源でヒロインをぶっ飛ばしても、なんか残る?コレで?見ず知らずの羊飼いが、迷惑千万なのに『生きろ』言わんでしょ。
ヒロインも主人公も魅力を感じない、もう少し若く無いと美しくない。
クロ

クロの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ai

aiの感想・評価

3.8
酔えそうで酔えない、意味が無さそうである。やっぱり好きだなクストリッツァ監督。
動物好きな人は視聴注意!

知っている人は知っている有名な監督、ということしか知らずに鑑賞。
冒頭から独特の世界観に頭を殴られた気分。弾がヒュンヒュン飛び交う戦争地域を、ハヤブサを肩に乗せてロバに乗ったおじさん主人公が、傘で弾除けしながら牛乳運びのために毎日往復している。
どういう風に話が動くのか全く予想できない。常に想像の斜め上を行かれている感じがする。厳しい戦争の現実と独特のユーモアが融合。

たくさんの動物たちが出てきてその可愛さに癒される。でも、この映画では人の命と同様に動物の命も呆気なく散る。
いつもならそういうシーンがあると、嫌な後味が残り映画に集中できなくなるんだけれど、この映画では仕方がないことだと不思議と受け入れられる。
それでも最後の方のあのシーンはずっと悲鳴を上げてしまった…ちょっと酷すぎる。でもあそこは実話らしい…惨い。

このレビューはネタバレを含みます

ミルクを運んで恋に落ちる
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