オン・ザ・ミルキー・ロードの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「オン・ザ・ミルキー・ロード」に投稿された感想・評価

ガチョウ、ロバ、ハゲタカや蛇、羊、建物の外の鏡や大きな時計、そしてダブルラジカセ、フラッシュダンス。映像もどこか懐かしさを感じながらも不思議な世界観に惹かれ、どう解釈したものか考えながら観てしまう。
ラストの羊は目を覆うものがあるけど、何かしらメルヘン。これなかなかない映画よ。
レナ

レナの感想・評価

1.1
最初のアヒルのシーンが山場だったな…
映像が綺麗すぎてなんか違う…
全てがなんか違う…
めちゃくちゃ良かった。
愛の重要さがよく描かれていた。
紛争が描かれてたりするけど、シリアスになりすぎず、軽さやユーモアが含まれてるのが観てて気持ちいい。映画の主題によく合ってる。
どんな年齢でも誰だって恋に落ちる可能性があるということを示してくれていて最高。
動物の使い方も上手かった。
ぶん

ぶんの感想・評価

3.0
動物たちが面白い。

ラストは物悲しく、感じるところはあったけどそこに至るまで色んな激しい事に圧倒された。その割にダラっと長く感じてしまう。

有り得ないスチエーションで子供らしさと残酷さを兼ね備えたまさにおとぎ話って言う感じ!
15年経ってもはやぶさは生きてるし…
広山広

広山広の感想・評価

3.0
牧歌的な風景とたくさんの動物たち。その中で繰り返し生々しく描写される血。
Haruki

Harukiの感想・評価

3.6
戦争を背景にしながらも、どこかユーモアがありファンタジックな物語。

明るくエネルギッシュな演出とクレイジーな登場人物、悲喜交々のストーリーが独特な世界観を作っている。

掴み所のなさがこの監督の魅力なのかも。
『アンダーグラウンド』のクストリッツァ監督による、三つの実話と多数の寓話を織り交ぜたファンタジー。
もはやどれが実話なのかわからんくらいすべてがぶっ飛んでる。『アンダーグラウンド』ほどのエネルギッシュさはないが、かわいい世界観のなかに戦争の残虐さがにじみ出ていて、インパクトがある。動物いっぱい。
アヒルがやってきたかと思うと屠殺したブタの血で水浴びし始めるファーストシーン
いきなり飛ばしすぎである
しかもここは戦場
ハヤブサの視点とヘリコプターの視点で混乱と冗談が語られる
今回の映画も寓話的だがこの監督にしか描けない魅力的で暴力的な世界である
主人公は監督自身が演じるツィンバロム奏者で牛乳配達人のコスタ
ユーゴの新体操女王だったミレナとローマから来たという流民モニカベルッチとの奇妙な三角関係を主軸に物語が進む
全体的に「アンダーグランド」によく似ている
設定やシチュエーション、エピソードも似ていて語り直した雰囲気がある
物語中盤で黒ずくめの3人の特殊部隊による大虐殺が起こり主人公の住む村はモニカベルッチと主人公以外は全員死んでしまう
二人は空を飛んで逃げて美しい湖畔で過ごし始める
が、結局特殊部隊がやってくる
ヤヴォル山の羊の放牧地域に逃げ延びるがそこは地雷原でモニカベルッチは爆死してしまう
主人公も自殺を試みるが止められる
15年後修道院の僧侶になった主人公はかつての地雷原に山から運んできた石を敷き詰め続けている
奇想天外な展開をはらみつつ最後には非常に美しいラブストーリーで終わっている
あや

あやの感想・評価

3.9
村の牛乳配達、コスタは戦争に行った英雄ジャガの妹との結婚が待っていた。しかしジャガの花嫁として迎えられた美女に恋に落ちてしまい……

「黒猫・白猫」と「アンダーグラウンド」がミックスされたような作品。
花嫁は既婚者のイギリスの将軍に妻を殺させたほど危険な女なのですが、その将軍がなんとかして取り戻そうと多国籍軍を送りこみ、2人で愛の逃避行を始めるというお話。
蛇がミルクを飲み、子羊が生まれ、腕にはてんとう虫が止まる。クストリッツァと心が通じ合っているとしか思えないほど芸達者な動物たち。コスタに味方をしてくれるように敵の行く手を阻んでくれる。
奏でられる音楽と動物たちでより、ファンタジー色が強まっているけど戦争という現実も容赦なくすり合わせてきている。


年の差ありすぎじゃない?と思ったけど、「ラブストーリーに年齢は関係ない。モニカが演じてくれたことで、どんな年齢であっても人は恋に落ちる可能性があることを示してくれた」という監督へのインタビューを読んで納得した。
"今、目の前の人を救いたい、幸せにしたい"という強い気持ちと愛だけで年齢やセクシャリティー、人種は全く関係が無くなるということ。

まあでも「二人の美女に取り合いされる画を撮りたかったんかな…」とかいろいろ思って面白くなったりしたけど、やっぱり自分の中で「黒猫・白猫」がベスト級に好きだわ、と思った。
戦争中の話。人間の強さと弱さ。世界の美しさと残酷さ。戦争で死ぬ人もいれば、戦争中でも楽しく生きてる人もいると思う。そんな世の中の善と悪の混ざり合ったカオス 混沌が描かれていると思う。たぶんです。