オン・ザ・ミルキー・ロードの作品情報・感想・評価 - 47ページ目

オン・ザ・ミルキー・ロード2016年製作の映画)

On the Milky Road

上映日:2017年09月15日

製作国:

上映時間:125分

3.8

あらすじ

物語の舞台は、戦時中のとある国。主人公コスタ(エミール・クストリッツァ)は、毎日ロバに乗って銃弾をかわしながら前線の兵士たちにミルクを届けている。コスタは村の人々に慕われ、戦争が終わったら穏やかな将来が待っているように思われたが、ある日、村で一番の英雄・ザガ(プレドラグ・“ミキ”・マノイロヴィッチ)の花嫁になるために現れた謎の美女(モニカ・ベルッチ)と出会い、激しい恋におちる。その女性のある過去…

物語の舞台は、戦時中のとある国。主人公コスタ(エミール・クストリッツァ)は、毎日ロバに乗って銃弾をかわしながら前線の兵士たちにミルクを届けている。コスタは村の人々に慕われ、戦争が終わったら穏やかな将来が待っているように思われたが、ある日、村で一番の英雄・ザガ(プレドラグ・“ミキ”・マノイロヴィッチ)の花嫁になるために現れた謎の美女(モニカ・ベルッチ)と出会い、激しい恋におちる。その女性のある過去によって、村は襲われてしまい、2人の逃避行がはじまります。

「オン・ザ・ミルキー・ロード」に投稿された感想・評価

美しい映像で描く愛と動物たちと鳴り響くバルカンミュージックに溢れた壮大なる物語。好きな要素が詰まりまくってました
kyoko

kyokoの感想・評価

3.7
相変わらずバルカンミュージックが最高で
相変わらずクレイジーで最高
kazz

kazzの感想・評価

-
寓意性に包まれたファンタジックな寓話。終始、超寓意的。全然わからない!知識と教養が全く追い付かなくて、ほとんどお手上げ。勉強しないと咀嚼もろくにできない。歯痒い!

とは言いつつも、ぼくがクストリッツァ作品に求めるのは、命の煌きだからわからないながらも存分に楽しんでしまった。人もロバも隼も、人間みたいに滑稽な鶏も、みんな美しく狂おしく愛おしい。

全ての表現、出来事が命を象徴し、強烈に心を揺さぶられた。これを得られるのはクストリッツァ作品を観た時だけだから、毎年新作が観たい。
紫色部

紫色部の感想・評価

2.5
2017.9.18 TOHOシネマズシャンテ

前半部におけるいかにもクストリッツァ的イメージが炸裂した喧騒描写はまだしも、後半の逃避行における陳腐なイメージの羅列はあまりに退屈だし、滝からの落下や発破による上昇などを捉えた映像の合成感や俯瞰ショットの多用も冷める。
narry320

narry320の感想・評価

4.6
言葉でなく画角と距離感で物語を紡ぐクストリッツァ節大炸裂。世界一いい女モニカ・ベルッチの表情ひとつで泣かされた。2017年ベストワン!https://youtu.be/uIM6Pwh3Hbo
山

山の感想・評価

4.2
相変わらずウンザウンザしてて安心しました。
クストリッツァ、おじいさんのイメージやったけど、西成のキチガイと同じ目してた。
楽しい!面白い!の苦笑い!!
クストリッツァ監督作品初鑑賞。独特の語り口に引き込まれた。

とある国の山あいの村では、長い間戦争が続いている。映画は、戦争の傍らに動物や自然と共に育んできたその土地の暮らしがあることを伝える。

この映画も「この世界の片隅に」と同様に、戦争で多くのものを失いながら、それでもその土地で愛を貫く男と女の物語だ。

作品に横溢するイマジネーションと笑いと民族音楽のリズムが戦場の村を祝祭空間に変貌させる。銃撃と花火の音が交差する。
休戦の締結を祝う村人たちの宴や結婚式の晴れやかな情景はこの映画の最もみずみずしく心踊るシーンだ。

異国から流民としてこの地にたどり着いた美しく妖艶なイタリア人女性をモニカ・ベルッチが演じる。音楽の才能を隠し、ミルク運びで生計を立てる風変わりな村人コスタは、戦争によって肉親を失っている。

同じような境遇の男と女が出会い、恋に落ちる。男に頼まれ絞ったミルク缶を胸に抱えて、男を追いかけるモニカ・ベルッチの姿は、「初恋のきた道」の娘チャン・ツィイーが草原の道を走る姿を思い起こさせる。年齢も雰囲気も違うが、男に対する一途な思いが伝わってくる。

花嫁と呼ばれるモニカ・ベルッチは、戦争の英雄である義兄と結婚するはずであった。悲恋となるはずだったが、思わぬ殺戮が起こり、コルサは花嫁を連れ出してあてのない逃亡を企てる。

ここからは、逃亡劇を通じて、戦争の無慈悲さを炙り出す。上官の命令に従い、機関銃で村人を一網打尽にする兵士たちの集団に、動物や蜂、蛇、はやぶさの力を借りながら対抗するコルサの生き抜く力!

曰く言いがたい結末は、世界のどこかの片隅で起こっている現実を映し出している。
小林

小林の感想・評価

4.0
2017/9/17 62本目 シネマシャンテ

頭おかしい人たちが頭おかしい脚本のもとで弄ばれる映画(褒めてる)。

はっきり言って後半は笑いっぱなしだったけど、笑ってたのは映画館内、私だけだった。不可解。
ちょっと長いしやりたい放題だったけど、クストリッツァのパーティーシーンはやっぱり良い
あんまり監督で映画を観ませんが、エミール・クストリッツァ監督の作品が大好きという人と鑑賞。
摩訶不思議な世界だし、救いがあまりにも少ないし、でも音楽と世界観に引き込まれて止まらなかったー
少し残酷だけど、少し歪んでて、少しかわいい。
監督自らモテ男を演じるっていうのも、可愛らしい。