オン・ザ・ミルキー・ロードの作品情報・感想・評価 - 59ページ目

「オン・ザ・ミルキー・ロード」に投稿された感想・評価

おとぎ話の映画です。
自分には広大な山々の世界のロケ地はどこだろう?とか、そんな楽しみ方をして退屈しないで楽しめました。
ナスだ

ナスだの感想・評価

4.2
おもしろいたのしいせつない
動物がかわいい
動物映すのじょうずね〜👏
三畳

三畳の感想・評価

4.1
数とか量とかそこまでするかってくらいしてくる画面の満足感。最前列で見たら隅から隅まで動物の溢れる情報に追いつかない至福体験。かと思えば、だだっ広い大自然の空間に小さな人間ぽつり。兵隊から逃げこんだ変な形の大木ひとつとってもなんという存在感。今がクライマックスだ、と誤解するシーンが何回も。こんな映画を撮る人は他にいない。

ただ、私的ベスト、ライフイズミラクルのセルフ焼き増し感は時折感じた。いつものスタンダードに徹底して新しい表現が弱いのと、胸に迫るはずのシーン(滝を落下するとこ、地雷に打ち上げられるとこ、など)がインド映画みたいなギャグCGと脳が解釈しちゃってキュンとこなかったこと、の2点がそう感じさせたのだと思う。

でも、ライフイズミラクルが戦争映画と思って見てたら実はラブストーリーだったって(個人的には)気付かされたのと真逆に、こちらは恋愛一本と思っていたら、無残な羊たちの爆発からの、ラストのレンガ敷き詰めに、ずーっと続く戦争の悲しみを描いているのかなと思った。
あと少しを埋め尽くすとき彼は救われるのかな?
楽しい時間があんまりなくて、シュノーケル逃避行など、けっこう血生臭く笑えない物語だったな。

とはいえ十分、充分好きなシーンだらけで最高。
観客10人ちょい(うち真後ろの3人組は意味不明とのコメント、私の連れは爆睡、悲しい)の単館レイトショーで、スローモーション爆発CGを見てると、あれ?ここは自主制作映画上映会かいな。とか思ってしまったが、思えばクストリッツァ作品っていい意味でいわゆる”自主制作映画”っぽさがある気がした。巨匠であることに間違いはないのだけど…初期衝動と言い換えてもいいのかな。独自路線様式美と、熱量が屈折してこぼれ出る感じとが。

このレビューはネタバレを含みます

2017/9/27
@ステーション

夢なのか?現実なのか?
はたまた空想なのか?

動物達の牧歌的な雰囲気の横で、人間が繰り広げる
戦い。。

人生を半諦めた、男女が、今一度
何をもってしても愛したい、一緒に居たいと逃亡する姿は
若い男女とは違う、思いの強さを感じる。
ぐいっと太い線を1本引くように、素朴でシンプルなクストリッツァ作品。今回もまさにそこが真髄。

人を愛し、守り、生き抜き、死んでいく。人としての営みの原点が性である。その幸福を妨げるものに対しては徹底的に反発する。人間としての当たり前の行動、そこから一歩も外れていない。

付随してくるしがらみに対して戦いを挑む男と、それを見守る女。逃避行のユニークさに心が和む場面もあるが、切り抜けるための大胆さ、自然に結集していった(しかし空前絶後の発想!な)クライマックス、そして最後に残るのはクストリッツァ流の愛の賛歌であった。


20170924 TOHOシネマズシャンテ
相変わらず良い音楽、景色、動物達、突拍子も無い演出、狂女の踊り、どれもかしこも期待してた場面で良かった。後半の逃避のシーンはB級映画感あったけど、飽きる事なくずっと見れるような気がした。映画は映画館で見るものって改めて
kn

knの感想・評価

3.6
初めてクストリッツァの映画を観た。
冒頭、たくさんのガチョウが次々と血の風呂に飛び込む流れが楽しすぎる…
絶妙なタイミングで肩に乗るハヤブサ、手を噛む時計、ミルクを飲むヘビ。強い画が目まぐるしく登場して混乱する。
銃弾の雨を傘でよけながらロバで駆け、ミルクを運ぶ主人公。人々は宴会で歌ったり踊ったりもする、日常の中に当たり前に戦争がある。
あと当然のようにグロいシーンになるけどユーモアもあって、笑っていいのかいけないのか訳がわからなくなる。
クストリッツァがクマと仲良しのシーン、レヴェナント以来のインパクト強いクマだった。しかもこっちはCGじゃないという。
モニカ・ベルッチはスペクターでしか見たことがないから愛に生きる若い?女の役に違和感があった。
Epi

Epiの感想・評価

3.9
実にクストリッツァらしい、クストリッツァ映画。
オープニングから続く動物の扱いとかユーモアとか音楽が、過酷なユーゴの「戦争」と絡み合う。

モニカ・ベルッチの寓話的な美女像を52歳で演じさせてしまう素晴らしさ。個人的には、ミレナ役のスロボダ・ミチャロビッチの陽性に惹かれたけど、これも意図的かもしれず。

幻想的なシーンの挟み方や、途中途中やラストで示される戦争の悲惨さへの目線も含めてクストリッツァなのだろう。

たくさんの映画を思い出す。
これよまたこの作品の魅力。
ymkf1200r

ymkf1200rの感想・評価

3.5
お話はすごくチャーミングで、演出もユーモアが盛りだくさんで、ラブストーリーとして見応えがあるんだけど、、、

主演の2人が若くない事が根本的に残念。
k

kの感想・評価

3.8
エミールクストリッツァ作品の登場人物はどれも全面的に手放しに共感できるキャラクターは現れず、なのに物語の最後には全てのキャラクター(ちょい役含め)が愛おしくなるし、それが好きで見ちゃうのだけど、今回もそうでした。

緊迫した戦争中のカメラの視点がどこかとぼけてたり、バルカンなダンスや音楽があり、とクストリッツァ節が濃厚で満足。