オン・ザ・ミルキー・ロードの作品情報・感想・評価 - 74ページ目

オン・ザ・ミルキー・ロード2016年製作の映画)

On the Milky Road

上映日:2017年09月15日

製作国:

上映時間:125分

3.7

あらすじ

物語の舞台は、戦時中のとある国。主人公コスタ(エミール・クストリッツァ)は、毎日ロバに乗って銃弾をかわしながら前線の兵士たちにミルクを届けている。コスタは村の人々に慕われ、戦争が終わったら穏やかな将来が待っているように思われたが、ある日、村で一番の英雄・ザガ(プレドラグ・“ミキ”・マノイロヴィッチ)の花嫁になるために現れた謎の美女(モニカ・ベルッチ)と出会い、激しい恋におちる。その女性のある過去…

物語の舞台は、戦時中のとある国。主人公コスタ(エミール・クストリッツァ)は、毎日ロバに乗って銃弾をかわしながら前線の兵士たちにミルクを届けている。コスタは村の人々に慕われ、戦争が終わったら穏やかな将来が待っているように思われたが、ある日、村で一番の英雄・ザガ(プレドラグ・“ミキ”・マノイロヴィッチ)の花嫁になるために現れた謎の美女(モニカ・ベルッチ)と出会い、激しい恋におちる。その女性のある過去によって、村は襲われてしまい、2人の逃避行がはじまります。

「オン・ザ・ミルキー・ロード」に投稿された感想・評価

tatari

tatariの感想・評価

3.8
だって、ほらエミール・クストリッツァの映画で音楽に溢れた結婚式のシーンとかやられたら無条件に評価上がっちゃうじゃないスか?
summeri

summeriの感想・評価

3.8
相変わらずのエネルギッシュでコメディで残酷なクストリッツァ作品。 冒頭からずっと引き込まれっぱなし。 彼の生きて戦う事に欠かせない要素が映画に現れてると思うし、とても情熱的でかっこ悪いしかっこいい。
oooo

ooooの感想・評価

3.3
なっ、なにこの世界観!だった。
シュール…ハマる人はハマる…
戦争、平和、愛、執着…エネルギッシュでファンタジーでロマンチックでセンチメンタル。
だけどこの映画から幸せは感じなかったなぁ。
感じてもほんの少し。瞬間的な。。
ハヤブサダンスとか
芸達者な動物たちは可愛かった。音楽◎

何があろうが
誰かを愛し続ける っていうのは
唯一、意味のあること


あなたは私にとって世界一ハンサム♩
krh

krhの感想・評価

-
エミール・クストリッツァ待望の新作!
監督本人主演ということもあり、とても楽しみだった。傘さしてハヤブサ肩に乗っけてロバに乗ってるエミールおじさんかわいい。
カルト色が強くなってるような印象なのと、セルフオマージュが各所にあるので、集大成と言われるわけがわかった。ファンだと楽しい!

前半はコメディで楽しい!戦中でもマイペースにハジけながら楽しんで暮らす人々と、愛おしいほどコミカルな動物たちに笑ってしまう。
おなじみの銃ぶっ放しどんちゃん騒ぎも!
でも今までの映画では、音楽を愛してやまないけど、どこかないがしろにしている感じがまた楽しいと感じてたのに、今回のはただのお祭り騒ぎのように感じてしまって(参加してる住民も素人感丸出しだったし)、ワクワクできなかったのが残念だった。
みんなで歌うその歌詞が「戦争は無くならない」的な内容で、笑って楽しそうに歌い踊るのが印象的。

モニカ・ベルッチは何をしても超絶セクシー!クストリッツァいい思いしてるな〜って終始羨ましく思ってしまう。
トンデモ展開もちょこちょこあるけど、(ドリフ展開はめちゃくちゃ笑ってしまった。あれいる?)監督がモニカ・ベルッチとあらゆるシーンで逃避行したいだけなんだなと思ったら(よくお目にかかるおなじみロケ地巡り感)、細かい部分は許そうと思った…

終盤につれシリアス度が増し、反戦のテーマが色濃くなる。
羊吹っ飛びシーンはかなりショッキング。
(「この映画の撮影中、いかなる動物も傷つけられていません」は本当なのかと心配になるくらい)
ラスト、一瞬のユートピアには、現状の虚しさと映像の美しさの対比で泣けてくる。
いつかの「戦争がなければどうしてた?」のやりとりが効いている。戦争がなければ、石を敷き詰めなくても、天国を胸の中にしまっておかなくても良かったはず…
takono

takonoの感想・評価

4.1
逃避行 feat.動物

クストリッツァ観るの6作目なため、あ、これなんか他の作品のデジャブ・・てシーン多数。
監督が主人公。
ツッコミどころ多いのはご愛嬌。音楽がいいのは言うまでもなく。

ホドロフスキーばりに動物の残虐シーン多いため、苦手な人は注意。人間も、ポスターからは想像できないくらい色々と悲惨な死に方します。
黒猫白猫みたいなハッピー映画だったらいいなあ、て思ってたらあっさり裏切られたけど、これはこれで、見ごたえありました。
前半は鶏が鏡の前で跳ねていたり、アヒルの行進があったり、時計が暴走したり、酒宴が素晴らしかったりするのだが、後半になるにつれて普通になっていく。監督がモニカベルッチと泳ぐ場面、アンダーグラウンドにもあったような。
chihi

chihiの感想・評価

4.0
圧倒的な画と音楽のちから。
蠅まみれのガチョウ、傘さしてロバに乗るおじさん(監督)、時計に吊るされる女、ジャンプし続けるニワトリ、リズムとるハヤブサ、自然、お祭り騒ぎ、などなど、大好きなクストリッツァワールドを映画館で観られるだけでもうなんとも幸せ。ストーリーとか二の次でいいやって思える。
監督、モニカ・ベルッチとそれやりたかっただけじゃないの?という邪念を抱きつつも、ふたりの逃避行を見守る。
美しく印象的な場面もあるがなんとも言えない気持ちになる後半より、やっぱり前半が好きかなぁ、とかなんとか思いながらも、あのラストシーンには涙が出た。
rieko

riekoの感想・評価

3.7
監督、主演ともにエミール・クストリッツァ。
UNDER GROUNDを劇場で見逃した後悔から足を運んで観てみた。

動物の演技が目を引く。動物たちが、人間たちの所業によって死んでいく姿。
羊が死ぬ様は、動物たちの汚れの無さ(=白)を表しながらも人によって真っ赤に塗り潰されているようだった。

平穏なんて一瞬で消えてしまう。
ラストには理由の分からない涙が流れてしまった。

なかなか変わった反戦映画👍

ハヤブサの目で愚かな人間世界を俯瞰するシーンが印象に残りました。

イタリアの至宝 モニカ・ヴェルッチ いくつになっても美しいですね〜😎
neodada

neodadaの感想・評価

4.2

クストリッツァの映画をリアルタイムでまた見れるというだけでもう愛狂おしい。

紛う事なき愛の寓話。
僕にとってはクストリッツァの描くどんちゃん騒ぎの結婚式はいつだって至福、これをいつかに、いや来世にすら夢見、焦がれている。故に愛の、魂の物語。彼の映画を観ることとは、魂の涵養とカタルシス。
理想とした状況で観ることは結局叶わなかったが、愛の巡礼、そして愛の葬列であったのは確か。これは例え1人であっても辿る意味があるはずだ。運命を手繰り寄せたい。

時代のせいか、映像は美しく、そのせいもあってかアンダーグラウンドや黒猫・白猫の重層低音は薄れ、やや味気なく、ただわかりやすい話に収まっているが、それでもクストリッツァの映画を観れただけで僕はもうEl Doradoにいる。

真の愛をものにするためには、かくも険しい輪舞を踊り、激烈な抒情詩を奏でなければならないか。ならば、それでも行こう、勇気を持って。
クストリッツァ扮するコスタのように、純愛とともに死にゆきたい。