このレビューはネタバレを含みます
オープニングの美しい自然に突然現れた豚の屠殺シーン、血の浴槽であっこれちょっとグロテスクな映画だ…って思ったら案の定でした。
時計台とかの細々した要素はファンタジックで可愛いのに、戦争や焼き打ち、銃…
一月半ほど前に日比谷シャンテで観ました。
アンダーグラウンド同様、ブラスバンドが鳴り響き心地良かった。
全体的にとても良い映画だったんだが、やや観てて興醒めしてしまったのが安易にCGに頼った演出だ…
とにかく音楽が堪らない。。!
クストリッツアの映画って全部クストリッツアっていうか、満ち充ちるエネルギーとか、体の奥の方を掻き鳴らしてくる音楽だとか、本能に正直に生きる人たちだとかがどかとか出てくる…
エミール クストリッツァは、『黒猫白猫』があまりにも苦手で、チョット ワタシの中じゃ この監督、自分に合わないんじゃないの…的なイメージを持っていました。。。
ジプシー的な要素と、ワタシには…
主人公の相棒のハヤブサが可愛かった
愛らしい動物がたくさん出てました
ところどころ扱いが残酷だけど...
ストーリーは終始ドタバタしていて、ちょっと置いてきぼりになってしまいました。
モニカベルッ…
キャラクターも話を動かすためのコマ以上のことをしないし、いつものクストリッツァ要素を放り込んだだけかよ~、「酷な世界を憂うより、身の回りの小さな奇跡の出会いを大切に」ってか、ふーん新しいこと何にもな…
>>続きを読む反戦、戦時下の愛、といったテーマなんだけど、基本的に表現がポップでトチ狂ってる。好き。
最初から最後まで引き込まれたが、15年後の場面は少し冗長に感じた。
雄大な自然と牧歌的な暮らしの中に自然と存在…