オン・ザ・ミルキー・ロードの作品情報・感想・評価 - 88ページ目

「オン・ザ・ミルキー・ロード」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

前半のエンターテイメントな感じは良かったけど、後半は全然楽しい感じじゃないし、かといって『エル・トポ』みたいに自己満足の芸術を突き詰めてるわけでもないし、なんか中途半端な感じがした。シンプルになった結果両者のバランスが取れなくなったのでしょうか...。『アンダーグラウンド』の主役のおじさんが出てくるところはありえん胸熱だった。
とえ

とえの感想・評価

4.0
内戦中の小さな村で出会った男女の、二人の愛を貫く逃避行を描く

旧ユーゴスラビア出身のクストリッツァ監督から見た、内戦への思いが込められた作品

2つの民族の和平協定を結婚と考えると、幸せになるはずだった結婚を、武力でぶち壊したのは多国籍軍であり
その破壊行為は、村人たちが口もきけなくなり、村が機能しなくなるまで続けられる

監督はその状況を動物などを使ってユーモラスに描いているけど
その真意はとても重く、
いまだに残された人々の悲しみは癒えることがない

これは、実際に東欧の中にいた人よる描写だというところがとても貴重な作品だと思う

西側諸国の「正義」はただの押し付けであり、東欧で実際に救われているはずの人からしたら、「残酷なこと」でしかなかったことに気付かされた作品だった
こめ

こめの感想・評価

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ボリューミー
音楽グッド
no smoking orchestraのエミールさんタバコ吸ってた
typhon

typhonの感想・評価

4.0
クストリッツァ監督の「生」への祈り。より良く生きるためにひたすらに前を見る、足を動かす。それはロバの駆け足のように滑稽だけれども、愛おしくて泣きそうになる。
sobayu

sobayuの感想・評価

5.0
やっぱり圧倒的だった。今回は時代と場所を限定していないとのことだけど、やっぱり90年代のユーゴスラビアっぽい。牧歌的な人々の暮らしと近代兵器を使った殺戮が共存しているのが悪夢のよう。大自然の中にUNのブルーヘルメットがそぐわないのも印象に残った。

舞台挨拶で監督は「今の人は何千もの人が殺される映像を見慣れてしまい麻痺している。でも一匹の動物が殺される映像では感情的になる」と言っていた。後半に羊の群れが出てくるのだけど、やっぱりあれは人のメタファーだったんだな。確かにショッキングだった。私も麻痺してるんですね。

蛇にミルク、苦難の後でミルズが帰依するもの、豚の血に飛び込むアヒル、大きな川・・すべてに意味が込められてる気がするから解説を読みたい。パンフに書いてあるかなあ。ロバに跨り傘をさしてるミルズはエルトポみたいだな~とか関係なさそうなことしか思い浮かばない。

アンダーグラウンドとライフイズミラクル両方の要素があって集大成のようだと思ったけれど、同時に納まりのよい物語には全然なっていないとも思った。特に後半の花嫁との逃避行になってからはストーリーが暴走してるかのようなパワーを感じた。すごかった。
ka

kaの感想・評価

3.5
クストリッツァ監督舞台挨拶の試写会で鑑賞。

クストリッツァ作品おなじみの音楽・動物・愛に溢れた作品。多幸感を感じるシーンもいくつか見られる。

ただ一つ、クストリッツァ監督が主演までしてしまったのが問題だ。なんとなく、中途半端な感じが伝わってきた。
監督に専念して、他の役者が演じたらどうなっていただろう…
あいかわらずの世界観。
今回も動物が大勢出演。
愛の逃避行。
デジャヴ、アンダーグラウンド。
監督が主演するとこの女優さんと絡みたかったのかなぁって思っちゃう。
モテモテ役だし。
Sae

Saeの感想・評価

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スコアつけらんなーい。

先月、シャトレのUGCにて。

4、5人の夢の中をグルグルに混ぜて、パカっと割って見ちゃった感じ。
notitle

notitleの感想・評価

3.6
試写にて。いつもの如く、大量の動物とミサイルとジプシー音楽、爆音、無慈悲な世界、有り余るエネルギーを一緒にして、ガラガラポンした感じ。ざっくり心抉られる。唯、『黒猫・白猫』のような、心踊るワクワクや笑いはなかった。『アンダーグラウンド』のような、奥行きのある世界観、狂気は無かった。少し残念。
小夜子

小夜子の感想・評価

3.8
2人の愛も、戦争の爆撃も、動物たちの大立ち回りも、とにかくエネルギッシュ!!モニカ・ベルッチの美しさも、まだまだ健在です