映画自体より、こんな映画をつくる背景を邪推したくなる懲罰兵護送テーマの人情モノ。
あんたたち、本当にソビエト時代の方が良かったのか、と言いたくなるが、
ソビエトと一緒に、大事なモノまで無くなったのだろうと推察する事にしよう…。
いや、
そんなもん昔から無かったんじゃねーの、とさらにお節介をいってみたくなる。
このテーマで、こんなヤツいる訳ないだろ的な良さ。
ははぁ、これは修正主義的良さだな。
(地味ながら良作です。ご心配なく。)
同じく、懲罰兵護送モノとしては、Demoted(2009)の方がシビアで、間違いなく面白いが、字幕付きが出ていないのが難。AYAプロの出番なんだが、さすがに地味すぎるか。
ドラマなら、レンタルもある捕虜大隊がおすすめ。