ぜにげば

SING/シング:ネクストステージのぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作を吹き替え版で鑑賞したので、今作も吹き替え版で。
ちゃんとした吹き替え版は日本だけの特権らしいのでね。

前作は面白かったが、正直自分の中でもよくわかっていなくて、そこそこの犯罪が気になったりもした。

だが今作は、前作の気になっていたところが無くなることは全くなかったのに、気にならなくなっている。
僕の問題なのか作品の問題なのかは正確には分からないが、少なくとも前作よりも“笑い”に昇華あるいは同化していたと思った。

分かりやすいのが最初の会社に侵入するところ。
義眼が車輪になるとかいうクレイジーなボケ考えたやつ誰だよ笑
前作の感じだと侵入が際立って気になっていたと思うけど、キャラクター同士が紹介をする必要が無いからか前作よりも団結しているように感じて見てて楽しかった。
放課後に友達と悪さをするかのような。

「殺す」がただの脅しじゃなくてガチなのも個人的に面白かったし、それが笑いになった上で最後の「逮捕しろ」で勝手に裏切られてさらに笑った。

今作も前作同様期間とか才能の集まり方とか現実的ではないことが多く都合がいいけど、それも受け入れられた。

あと、嫌な性格のキャラクターとかポーシャとかの開き直りがめちゃくちゃ雑なのも面白く感じた。

なんなんだろうな。なんか面白かったんだよなぁ。

不満があるとしたら、稲葉さんが演じるライオンが、すごい持ち上げた割にそんなに歌わないこと。

2別になぁと思いながら見たけど、3見てみたいなぁと思った。
是非作ってください。
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