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SING/シング:ネクストステージのkkbbrkのレビュー・感想・評価

4.5
『SING/シング;ネクストステージ』(2022)
原題:Sing 2

バスターたちはレッド・ショア・シティで新たなショーに挑戦する。そこで彼は伝説の歌手クレイを仲間に引き入れようとする。

邦題あるある。謎に長くなりがちの一例ですね。

映像が前作よりも綺麗になったような気がするのは気のせいでしょうか。舞台となる街並み、そしてコンサートホールが美しく見えました。

やはりシングは大きな音で鑑賞するのが楽しいですね。名だたるアーティストの方の吹き替えが素晴らしいのですが、中にMISIAは別格。レベルが違いすぎてミーナにピッタリ。
あとアイナジエンドのハスキー声がここまでピッタリ合うとは。。普通に喋る声がよく合っている。そして歌も本当にレベルが高い。素晴らしい吹き替えでした。ジェシーも良かったです笑 想像していたよりあまり出番はありませんでしたが。(すみません、B’zの稲葉さんはちょっと普通のお喋りの時が…笑)

何回かクラシックが流れていてクラオタとしては嬉しかったです。「白鳥の湖」のワルツ、プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」、チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」。ロミジュリに何か思い入れがあるのかな笑

セニョリータとビリーアイリッシュのバッドガイなど音楽を扱う映画として曲中に流すジャンルは多種多様で割とどんな人でも楽しめるようになっていると思いましたね。

そして本作は歌だけではなくエンターテイメントとしての要素も増えていき、劇での役割として各キャラクターの成長が見えたのが良かったです。

どうしても2作目は1作目の感動を超えることが難しく、最初の数分で「あれやっぱり。。」と思ってしまいましたが、その後の挽回があったのでこの感想は撤回します。
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