竹野康治郎

SING/シング:ネクストステージの竹野康治郎のレビュー・感想・評価

3.8
SINGの続編にあたる作品です。1作目を観てから鑑賞することをオススメします。登場キャラクターはもちろんですし、今回の作品において1作目のキャラクターたちの個性がどういったものかが関わってくるので。とは言え、知っている曲もどんどん出てきますし、展開もテンポよく観やすいので、面白かったです。

1作目は自分のやりたいことや居場所にチャレンジしたいけど、できないようなキャラクターたちがどう立ち向かっていくかという話ではあります。今回はそれを受けて「ネクストステージ」に向かうという作品です。

今回の作品をみて「チャレンジする」というのは今の場所も、これからの場所も、守ることであるのが伝わったかなと思います。「成長」とはそういうことではないかと。1作目でのキャラクター個性が前提としたとき、失敗や壁にぶち当たると、昔の自分が出てくることはよくあることです。また、チャレンジや自分とは違う、色々なしがらみが出てきた時にどうするのか?という部分においては今回は非常に共感できました。

なんか説教くさい感じで書いてますが、映画自体はエンタメ抜群なので、楽にみながら自分自身の気づきにつながっていくのかなと思います。

シネマンションでも語っていますので、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=x2KYLcmsjmw

2022年公開作品 33作目
竹野康治郎

竹野康治郎