単体でも見れるけど、前作見てる方が120%たのしいやつ!
この映画のどこが好きかって、登場人物のほぼ全員、なにかが足らないかヤバイ奴かのどっちかで、それが一人仲間にいることによってきちんとそれぞれの危機を脱して進むとこ。
とくに群を抜いてヤバイ奴がコアラ
常識ないこと無限にして、不可能な約束取り付けて、根拠のないことやりまくって、ずっとそれ。
それなのにほぼこいつのせいで全員がここまで来ている。
これだけ個性豊かなメンツなのに、どうやってもこいつが主人公なのよな
唯一まともなアッシュにこの役回りが回って来るの、もうアベンジャーズでしかなくて笑った
こういう役回りの女の人めっちゃ好きなんだよなぁ。
この世界、擬人化に見えるけど同種族にしか恋愛が発生しないっぽいので、今回出てくる「異種間の異性」という特殊な関係性が面白かった
明らかにその人が持ってる女性性によって話が進むのに、そこに絶対に恋愛・性愛が絡んでない(でも恋愛関係を連想させる)みたいな表現、人間だとできないよね
エンタメの実力とか歌のよさとかは前提で、こいつらチームでもぐりこんだり交渉したり、ただひたすら立ち回りがうまい
音楽映画のフリしたコアラのプロデュースドラマなの、最終的にはどこでも人間力が大事なんですね。動物だけども。