冒頭から誰も知らない"男優"が主人公として登場する、衝撃の展開が繰り広げられます。
ただこの"出オチ"が結構長いのには驚きました。しかもほとんどが会話劇(それも説明ばかり)なのでかなり退屈でした。
その辺はパッと片付けて、ミシェル姐さんの豪傑な感じをバンバン見せる方がよかったのでは…。というのも、この映画で唯一おもしろいのは、ミシェル姐さんが全裸で「…ない!」と熱演する場面なので。
この映画全体の方向性の問題かと思うのですが、真面目かおふざけか終始どっちつかずなので正直突き抜けきれなかった印象です。
設定とキャスティングから想像して観に行くと、"コレジャナイ"ものを見せられたと感じる人が多いのではないでしょうか。