ごてふ

レディ・ガイのごてふのレビュー・感想・評価

レディ・ガイ(2016年製作の映画)
3.3
新宿シネマカリテにて。来年喜寿のウォルター・ヒル翁の監督作にはサービスデーにも拘らず5割も埋まらず。主演はデビュー当時から武闘派で来年四十路のミシェル・ロドリゲス。監督・役者には短い長いはあれ盛りがあると思ふ。シナリオも書ける職人肌の監督の最盛期は、やはり80年代だったろう。«ストリート・オブ・ファイヤー»など実にクールでした。本作は設定が奇天烈なんだから徹底したB級狙いで良いと思うのだが、骨格が正統派の復讐譚だから少々チグハグな感じとなる。つらつら思い返すに男女入れ替えなどせずに作っていた方が面白くなった気がする。それにしてもポスターの惹句«女に改造されても、弾丸(タマ)はある»には笑った。そっけない原題より邦題もセンスあり。
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