ウォルター・ヒル監督
ミシェル・ロドリゲス
シガニー・ウィーバー
そして
ミシェルが男に?!しかも殺し屋!
この組み合わせと設定だけで
白飯六杯は食える(笑)
ウォルターと言えば
男子で映画好きなら避けて通れない
ウォリアーズとストリート・オブ・ファイヤーと48時間。野郎の夢が詰まった玉手箱みたいな映画を連発してた親父が
満を持してメガホンを取った本作。
ミシェルと言えば
下手な男優より数々のキャラクターに男気を吹き込んだ、ハートが男前すぎる女優。
シガニーと言えば
完全生命体のエイリアンから4度も人類を救った最強の女優。
なのに・・・
なのに何故、こんな作品に仕上がったぁー!!(´Д` )(笑)
どうしたウォルター!
ウォリアーズの魂はどこ行った!?
最強の二大女優を使って、こんな説教じみた展開にするとは(´Д` )
多分、観た人100人中、98.7人の人は
こんなはずじゃなかったーっ!って叫ぶはずだっ。残りの1.3人はミシェルの裸が見れたからよしとしよう、って人だっ(笑)
勿体無い。非常に勿体無い。
ミシェルがガイからレディになった後は
ひたすら復讐の為にバンバン撃ちまくり
野郎のタマキンを容赦なく蹴り上げる。
そんなB級魂溢れる作品で良かったのに!
ガイを完全にレディにする、なんてフェイス・オフ並みに狡猾無稽なストーリーなのに真面目に語ってどーすんだよぉ(´Д` )
さらにシン・シティみたいなコミック調な場面転換なんていらねーしっ!
こんなメンツで、こんな設定で血湧き肉躍るどころか睡魔に襲われると思わなかったぞ。
ミシェルがガイからレディになって、上映時間の63分使って暴れる、こんな簡単で素敵な映画にしようと思わなかったのかーっ!予算が少ないのは理解出来る。
だからこそ、必要最低限の登場人物でアクションだけに注ぎ込んで欲しかった。
って、机を叩きながら力説したくなる。
そんな映画でした(笑)
期待値が非常に高かったので、落差でいくと今年最高。
ああ、惜しい
非常に・・・・(まだ言うか笑)