叡福寺清子

レディ・ガイの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

レディ・ガイ(2016年製作の映画)
3.0
ウォルター・ヒルってことでトム・サビーニみたいなおっさんがミシェ・ロド化するのかと思ったらまさかの髭ロド.まさかの首から下は合成ロド.まさかまさかのロドち○こ!やってくれたな,ウォルター・ヒル.
本作は無駄な活劇を排除,疾風のように現れて疾風のように去っていくスタイル(この歌詞が通じない世代いるんでしょうね)である.派手さはないがその代わりミシェ・ロドは堪能できる.特に女体化した直後のフルヌードは大変尊い.ご飯とか右手の作業が捗るかどうかは微妙だけど,ビアンにとってはご褒美女体だったりするのだろうか.そういやぁ同棲するジョニーも男性目線だとがっかりおっぱいだったが,ビアンにはご褒美なのかしらね.
ビアンといえば,フランク・キッチンさんは初めての化粧&扮装という体だから,そう感じるのは成功なんだけどカツラを装着したミシェ・ロドさんが二丁目に出没するオネェに見えて腹抱える事案だった.
かようにミシェ・ロドさん的には大満足な作品であるが一本の映画としては最後のネタバレ厳禁以外感心するところはなかったかな.「45口径は絶対にウソを付かない」というセリフがあるくらいだから銃器マニアさん的には見どころ満載だったのかもしれないが.