コマミー

グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告のコマミーのレビュー・感想・評価

3.9
【譲れぬ戦い】


[気まぐれ映画レビューNo.101]


※HMVさんにて、本作が早くも1100円で売ってたので思わず飛びつきました。




個人的にとても面白い作品だなと思った。

まず、"ロバート・デ・ニーロ"率いる"お爺ちゃん軍団達"が絶妙に可愛いという事。"オークス・フェグリー"演じる"孫軍団"同様に、憎たらしい存在ではあるが、"罠のハマり方"が絶妙に愛らしいし、それでも仲直りしようとする大人としての対応も、絶妙に憎めなかった。

"ティム・ヒル"の監督作と言えば、割と完全に子ども向けの作品を手がける事が多かったのだが、本作に関しては成人である我々が観ても何ら違和感がない。少々過激な方かもww
それにもちろん、映画ファンなら興奮する"豪華キャスト"にも注目してほしい。
まずロバート・デ・ニーロと"クリストファー・ウォーケン"。「ディア・ハンター」以来のタッグであろうか。そんな2人が今回は"孫との大喧嘩"と言う戦場に立ってる所がとても笑える。そしてロバート・ロドリゲス作品でお馴染みの"チーチ・マリン"。彼に関しては安定の立ち位置である。こうゆう作品がとても似合う名優だ。そして孫のピーターの母親役に「キル・ビル」2部作の“ユマ・サーマン"。結構やる事が豪快な母親役を演じていて面白かった。

"丁度いい塩梅の面白さ"のコメディ作品であった。親子、またはお爺ちゃん・お婆ちゃん・孫とで観るのも良し。2人の大喧嘩を通して、何か"特別な幸せ"を感じる作品であった。

非常に好きな作品でありました。
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