主人公の女学生は、隠れるようにして同性の友達と愛し合っていた・・・。
同性愛がテーマの話。
キリスト教では教派は違えど、基本的に同性愛を許さない。
強制的に時間をかけてでも教育していこうとするのだが、無意味であることを描いた映画。
同性愛を含む性的マイノリティーの望むものは、変えられない。
同じように、宗教にドップリと使った思考も変えるのは容易ではない。
何でも強制力でやろうとすれば、必ず歪みが生じる。
私は、とあるキリスト教を基本として信じるTwitterユーザーと同性愛を認めるよう延々と議論したことがあるが、最後まで彼の意見が変わることはなかった。
この映画を観ても変わる事はないだろう。
それほど宗教というのは、固定された概念を植え付けるものである。
断っておくが、私自身は同性愛者ではない。
性的マイノリティーの方も胸を張って生きられる、そんな社会が来るように今後も主張していきたい。
この映画は、当事者を含めそんな人には共感を得る映画だと思う。