すごすぎる
ホラーとアートの融合
監督は君の名前で僕を呼んでのルカグァダニーノ
毛色の違う作品をよくぞまぁここまで昇華させた
アートの完全なる昇華
ストーリーは1977年のドイツ
ある舞踏団で主役の女性が次々と連続していなくなる…
一回観ただけでは正直わからない
さっぱり意味がわからない
だがラストには驚愕し涙した
意味がわからないがこれが完全なる悪夢ということはわかった
これはまさに混沌を題材にしている役者たちの力の入れようだ
みんな素晴らしい演技
正直嫌いな人たちも多いだろう
アメリカで限定公開され日本公開不可能と言われていたがまさかの大ヒットにより公開された問題作
何もかもが常軌を逸しており常人ではついていけない
ルカ監督の頭の中との勝負であった
ここまで本気の映画は久しぶりに観た
パンフレットも完売というまさに評価を受けた作品
音楽も絶妙に素晴らしく
この物語が表すことは理解不能
完全理解不能
ただ、心に強く残り余韻が激しすぎる
思い出せば出すほど鳥肌が立つ
第三幕でトイレに行きたくなり我慢していたが激しいシーンが始まると尿意すら忘れて恐怖する
ホラーであり大衆向けホラーではない
これをみるときはかなり気合を入れないとこの世界に入り込めない