2017年4月29日公開。 監督は飯塚健。
原作は山本幸久の同名小説で、小説すばる新人賞を受賞。
女性の漫才コンビが、ケンカしたりしつつがんばるお話。
キレやすいアカコを演じる松井玲奈はアイドルらしいのだが、プテラノドン風の容貌で驚かせてくれます。 焼き鳥だとナンコツ。 その相方ヒトミは清水冨美加が演じているのだが、この人はその後、千眼 美子(せんげん よしこ・法名)になった人です。
なぜ突然、幸福の科学に目覚めたのか疑問だったのですが、両親が信者だったようです。 まあ本人が幸せならいいと思います。 ちなみに幸福の科学の総裁、大川隆法(本名:中川隆)も父親がGLAや生長の家に影響を受けた人なのでどちらも親の影響から宗教に目覚めたんですね。
清水冨美加って初めて出演作を観たのですが、演技もいい感じだし可愛かったです。
さて本編ですが、ベタにケンカしたり、学生時代を思い出したり、仲間たちにサポートされたりしつつ、売れるようになっていくストーリーです。 学生時代の仲間たちが、社会人になってままならない日々を送ってる描写にグッときました。 学生の頃って根拠のない自信を持っていたりしますが、社会に出ると全然通用しなくて凹むんですよね。
わかりやすい展開と、友情、家族愛の物語でした。 最後にやった漫才のネタが面白かったです。