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笑う招き猫のwakachangのレビュー・感想・評価

笑う招き猫(2017年製作の映画)
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お友だちのお誘いでひと足先に試写会で拝見。アカコ(松井玲奈ちゃん)とヒトミ(清水富美加ちゃん)の漫才コンビのお話。ふたりが乱暴な言葉使いでケンカを繰り返すので。最初は、これノレないかもなと感じてた。でも、ある中学生と出会った頃からグッと物語に引き込まれはじめました。

‪清水富美加ちゃんも松井玲奈ちゃんも、劇中ではもうアカコとヒトミでしかなかった。拍手。マネージャーの永吉は、東京03の角田さん史上、いちばんかっこいい役なのでは。諏訪太朗さんが散々な目に合うけど懲りない人で、おいしい。落合モトキ君みたいな幼なじみ、欲しいな(真顔)。 ‬

ハマケンさんは、ハマケンさんでした(笑)。中村倫也君はほんのちょい出。でもちゃんと爪痕を。稲葉友君はクズ男でした!中学生役の犬飼直紀君と森田想ちゃんも印象的。岩松了さんの二つ名に笑う。他に荒井敦史、前野朋哉、岩井堂聖子、嶋田久作、市川しんぺー、菅原大吉、戸田恵子など。‬みんな、いい仕事してる。‬

クライマックスのアカコとヒトミの漫才が、ちゃんと笑える。すばらしい。俳優さんが漫才を演じるの、なかなか難しいことだと思うので。ふみカスも松井玲奈ちゃんもカンいいんだなあ。漫才監修はなすなかにしさん。ふたりは先輩芸人役として出演も。これがまた因縁のある役どころなのだ。‬

原作は山本幸久さん。監督・脚本・編集は、飯塚健さん。飯塚作品では、『イロドリヒムラ』第2話(2012年)、『放課後グルーヴ』(2013年/大好き)、『大人ドロップ』(2014年)、『REPLAY&DESTROY』(2015年)、『神奈川県厚木市 ランドリー茅ヶ崎』(2016年)が好きだ。『笑う招き猫』も、後半はかなりグッときた。
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