BoneKing

彼女がその名を知らない鳥たちのBoneKingのレビュー・感想・評価

4.1
予言します。この映画見終わった直後、あなたは相当量の水を飲んでしまいます。

後半は喉が渇いてることを忘れて映画に没頭し、終映後にやってくる壮大な「うわぁ」の後にやっと喉が渇いてることに気づかされる、そんな作品。え?

【ザッと内容】
本当簡単に汚い言葉で言うと、残念ビッチと一途底辺ボーイの行動の裏にある闇のクセがすげぇ!っていう話。
阿部サダヲ演じるジンジと暮らすトワコ(蒼井優)。ジンジはトワコの跡をつけてしまうほど彼女を愛しているが、トワコはそうでもなく、松坂桃李演じる水島と不倫関係になっていく。トワコはどんどん本気になっていくが、水島は遊びでしか付き合ってくれない。そんな中トワコは元不倫相手の黒崎が消息不明ということを知る。同じ時期、水島にも嫌がらせがあることを聞いたトワコはジンジが関わってるのでは?と勘ぐり出す。。。ジンジやトワコの行動の裏に何があるのか!?

【こんな人にオススメ】
・「うわぁ」映画が好きな人
・最近オモロい邦画ないなぁと悶々してる人

【感想】
エグい。原作者は相当クレイジー。刺激強すぎて終わったあとちょっと放心状態になるが、逆に言えばそのくらい夢中になれる作品。ここ最近の邦画では個人的にはかなり上位。
ただ、結局何が言いたいんじゃ!感は強い。登場人物の感覚がぶっ飛び過ぎてて、「女性関係だけはしっかりしといた方が身のためだな」以外は受け取るものなかった。
蒼井優と阿部サダヲの演技力には脱帽。
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