若大将オーウェン

彼女がその名を知らない鳥たちの若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

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クズの人たちの恋愛映画だと思って見たので、ミステリー要素があるとは知らず、真相はあぁなるほど!とびっくりし、そういう映画でもあったのか!と驚きました笑
蒼井優はすごい演技だし、ラストシーンの顔の説得力もすごいけど、どんな場面でも胸が絶対見えないように撮られていて、すげーと思って、そこに気が散ってしまった笑
クズの男たちについていってしまう十和子は、自分でも分かってるんだろうけど、そっちの方を選んでしまうんでしょうね。
不潔な男はモテないと母親に口酸っぱく言われていますが、陣治は本当に汚い笑
十和子も陣治と一緒になれば言うことも聞いてくれるし、幸せになれると分かってるけど一緒になるのは違うと思ってるんでしょうね。
良い人だけだとモテないんですよね笑
汚い人が一番心は綺麗という(綺麗というか愛が深い?)映画でした。
町山さんが最後に天使がいましたという表現を使ってましたが、物語的にも天使の役割なんでしょうね!(ずっとあれをしていたというのも説明がつく)
あと関西が舞台になっていたのも面白かったです。神戸!とか阪急!とか懐かしかった
あとあと陣治って物盗みそうな名前だな!とか笑えるところもあって良かった