ゆけちゃす

彼女がその名を知らない鳥たちのゆけちゃすのレビュー・感想・評価

3.9
「共感度0% 不快度100%」
(わかる)
「あなたの恋愛観が変わる」
(いや変わんねえよ。こんな物語に影響されたら世の中大変なことになるだろーよ。てか、共感度0%なんじゃ?)

まあ、とても面白い「愛の物語」ではあったけど、あくまでも物語としての面白さであって、実際の人生には何の影響もないかな?ないほうがいいよね?って感じだった(笑)
だって店員にクレーム入れてたはずがキスしてるからね。なんなの?こういうこと現実にあるの?てか現実にあっていいの?(笑)面白いです。

出てくる人たちがみんな大なり小なりイヤな人たち。
まず主役の十和子からしてかなりイヤな女で、開始数分で「なにこの最低の主人公…」て引いてしまうので。蒼井優の暗黒面の演技すごかったわ…。
阿部サダヲの陣治の、臭い・汚い・キモいが揃った感じは「ああ〜これは十年後の俺なのかもしれない〜…」と凹みながらも「でもクチャラーではないし!」と辛うじて正気を保ったけれど「そもそも女と同棲してない時点で陣治に負けてる…」と気づいて発狂。(ウワアァァァァァ!!!!!)
でもどんなに寂しくても十和子のような女との同棲は御免被るわ…。
しかし、陣治は十和子こそが唯一の愛しい人だったのだよな…。なんでかよく分からないが、それが「愛」というものなのか…。

あと竹野内豊と松坂桃李がそれぞれ別のベクトルの最低男を演じてるので、本当に汚いものをいろいろ見ました。十和子もMetoo運動に参加した方がいいと思う…。
あと、桃李さ…一応パディントンの声当ててるんだからあんまり変態なことしないでよ、と思った(笑)TVの好青年なイメージを映画でバンバン裏切ってるよね、この映画以降は特に。



11/15 彼女がその名を知らない鳥たち @チネ・ラヴィータ