サンタムール

彼女がその名を知らない鳥たちのサンタムールのレビュー・感想・評価

4.0
今回のヒロインはだらしないです。部屋は散らかし放題だし、変なクレーマーだし、仕事してなくて、同居している男に毎日2,000円のお小遣いをもらって生活しているという、見事な寄生虫っぷりで、共感度0%です。
しかも、松坂桃李演じる妻子ある男と浮気に溺れます。
今回のベッドシーンは蒼井優よりも松坂くんの方がR15感を出すためによく頑張っていたので誉めてあげたい。そりゃ、十和子でなくとも、
"あー"って言いたくなりますよ。(^^;

でも、ことごとく、薄っぺらい男にはまる十和子には共感しにくく。。

元カレの方も人間の屑なのに何故か言いなりになってしまう十和子。どす黒い女の性というものなんでしょうか。男に弄ばれる彼女は決して共感はできないけど、物語が進むにつれて、だんだん可哀想になっていきます。

一方の阿部サダヲ演じる陣治は、最初は可哀想にみえましたが、ストーカー感や、小汚ない演技がだんだん怖くなっていくので、十和子が変になったのはこの男のせい?って。考えが段々変わっていって。。

怒濤のラストです。

松坂くんの痛いよ演技には、笑ってしまいましが、、、。

十和子と陣治の美しい純愛。。これは少しは共感できるかも。。(^^;
サンタムール

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