このレビューはネタバレを含みます
人間風車ぶりに落ちていく阿部サダヲが見れます
想像つく話の展開ではあったけど陣治の十和子に対するものはたまらなくなる
「私が大切なことを証明して」を身をもって証明した不器用な陣治は愛おしい
白石和彌のインタビューで十和子の汚い部分は陣治がフィルター代わりになっているから小汚くなっていくと書いていたのを読んで
なぜ陣治があんなにも咳き込み歯がボロボロと抜けるのかの合点がいった
2人の世界だから関西弁はメインの2人のみという訳も震える
ラストの十和子の一言も言葉では言い表せないくらい良い
「メダカ買うてきたで好きかな思て」のシーンが最高 花までは良かったのにどこまで不器用なんだ