totoruru

iBoyのtotoruruのレビュー・感想・評価

iBoy(2017年製作の映画)
1.7
肩透かし。



Netflixオリジナル作品。

電子機器を操ることができる少年のヒーローものかと思ったら…

思いのほか地味な感じだった。


主人公が覚醒する流れとか、なんとなく『スパイダーマン』を意識しているような設定。

ですが、格段にスケールは落ちます。



ある事件をきっかけに、主人公が電子機器を操ることができる能力を得るのだが、設定を活かし切れていない印象。

そして主人公はパワーアップしているわけでもないので、悪党を叩きのめす様なシーンもほぼ無くて盛り上がりに欠ける。

なにより復讐が目的なのに、全くカタルシスが得られない終わり方だったのが残念。

しかもラストは、主人公最後にそんな能力出しちゃう?っていう唐突感w


アクションを重視しないのであれば、サイバースペースを駆使した頭脳戦を突き詰めてくれれば面白くなったのにと思う。


主人公もヒロインも地味でパッとせず。
特にヒロインが、ちんちくりんで微妙に魅力がないのが致命的。


ハイテクSFやヒーロー覚醒ものを期待して観ると肩透かしをくらいます。

青春恋愛ティーンムービーが好きな人は楽しめると思います。


90分と短いので、暇つぶしに観るのにちょうど良い感じです。


そういえば、夜景のシーンはやたらクリアでキレイだったな😃





おまけ

同級生がとてもじゃないけど、高校生にはみえないよ😱

特にユージーンなんて完全におっさんだよ。

主人公は【ハイドリヒを撃て!】でヨゼフたちを世話していた一家の息子役だった子なのね。
全然気づかなかった😑
totoruru

totoruru