ねぎおSTOPWAR

海辺の生と死のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

海辺の生と死(2017年製作の映画)
3.3
戦時中の加計呂麻島での話。
絶賛したいのはロケ地である島の光と影、浜辺の美しさが余すことなく映し出されていたこと。おそらく行ったらもっと素晴らしいのでしょうけどね。

満島ひかりさんについては、朔(永山絢斗)と初めて心を交わす夜の演技が素晴らしかった!たぶん(男なので実感はない。だからたぶん)心の一線を越したときの<オンナ>が表出する様が凄い!翌朝抱き着くのって、あれ、意外に男ってスーーッと冷めちゃったりする(わしだけ?)もんでしょ。

・・・そういう意味で永山絢斗くんの演技にはかなり不満かなあ。そのあたり、彼女に引いてしまうことなくグイグイ行くわけですよ。「あぁこの時代はもうみんな純朴なのかなあ」とか思っていたら、最後の海岸はさすがに引いてる感じで、さらには何故か特攻しなかった。そしてまたすぐに彼女のところに行かないわけですよ。これは心に寄り添えない。もしくは原作読まねば!

・・・ところで、子供たち含めて服装のリアリティはどうお考え?スタッフの方。満島ひかりさんの下着姿がありますが、シルク?それにその下のパンツはデカすぎ!
途中、まあそのあたりは表現として現代でもありとしたのかなとも思ったのですが、やっぱりおかしいでしょ。

あとね、決定的におかしいと思ったのが、教室のカナ表。
なーんでタチツテトがないの?旧字のイやエがあるのにねー。

最後に付記しておきますが、
一緒に観ていた嫁さん、満島ひかりさんの全裸水浴びのとこで「あらら、これは貧乳ねえ。笑」と一言。
うーん、背後からのショットでも良かったんじゃないですかね=はわしの意見。