やすやす

光と血のやすやすのレビュー・感想・評価

光と血(2017年製作の映画)
5.0
レンタルにて初観賞。
こんな凄い作品があったのか。
画面にグイグイ引き込まれ心を揺さぶられた。

世の中にはこんな奴死んで同然と思われている
人たちもいる。
でもそれとは対極の不幸な人々に対し見て見ぬ振りが
出来ない心優しき人々。
また、結婚を控えた幸せの絶頂の恋人たち。
そんな人たちが突然事件や事故の被害者になる。
こんな理不尽なことがあっていいものか。
思わず神様は存在するのかって叫びたくなる。

優しい人は「正直者はバカをみる」とか「人が良すぎて自滅する」
時には偽善者扱いもされる。

それでも「人は優しくなければ生きてる意味がない」
そう信じたい。

被害者が立ち直る方法、やはり孤独のままでは
無理だろう。孤独では悲しみや憎しみが増幅するばかり
だと思う。
誰かと寄り添いながら喪失感を分かち合い
明日への希望を少しでも見いだすことが必要なんだ。

あゝ色々考えさせられた。忘れられない作品になりそう。
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