役者それぞれの顔に力があって、特に主演の梨子の体当たりの演技が本当に良かった。
"雰囲気"のためのとも思えるシーン作りや、キャラクターが多く関係性が入り乱れていて判らなかった部分もあるけど、大方の…
キネマ旬報の評価論評を見て、新宿武蔵野館に行きました。ストーリー展開がみごと、映像の美しさに加え、俳優が加害者と被害者、喪失と再生、光と闇、善と悪を全身で表現している。エンディングの映像にはほっと一…
>>続きを読む通り魔殺人、レイプ、震災等の軽く扱ってはいけない重いテーマをことごとく『社会派映画』の体裁を得る為に消費していく。その全てに作り手の実感は何1つ宿っておらず、泣き叫ぶ事こそが良い芝居であると盲信して…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
交通事故、レイプ、通り魔殺人、イジメの不幸な被害者と加害者達の負の連鎖でやり場の無い辛い物語。どれも身近にあるけど目を逸らして生きてきたけどもいつ突然自分の周りに起こってもおかしく無い出来事の中でど…
>>続きを読む通り魔・レイプ・いじめ・事故死…あ、LGBTもあるか。
前半は辛い場面をわんこそば状態で見せつつ、後半は、これ全部繋がってるんですよ、どうです、うまいでしょ?という作り手のドヤ声が聞こえてきそうだ。…
ここで点数がまあまあ良かっただけに、とても残念だった。
自主映画と言っていたこともあるので、知り合いからのレビューが底上げしているだけだろう。
ただ一般的に悲劇と思われるものを、
その事件の1つ1…
そうね。なんだろうな。見た人にしか分からない感情になる。登場人物に数々の罪や不幸の前にどう動いて、どう感じて、どう生きていけることができたら。なんて哲学的なところにおもむいてしまう。決してこれは映画…
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