黄泉の国へ行ってしまった妻(高畑充希)を連れ戻しに行く旦那(堺雅人)の話。
思っていたより黄泉の国に行っちゃうまでが長かった。
黄泉の国はわりと早巻き(笑)
もっと途中で試練があったりいろんな出会いがあって奥さんにたどり着くのかと思ってたのでちょっと拍子抜け。
元々編集者だった妻と作家の旦那なので、結婚しても「先生」って呼ぶのがなんとも愛らしい。
堺雅人、作家風の和服が似合うな〜！いいな堺雅人と結婚したい。
鎌倉にはそのへんにチョロチョロ妖怪もいて、死んだら死神が来て、もしこの世に未練があってまだ向こうに行きたくない時は幽霊申請っていうのがあって、通るとしばらく幽霊(実体はある)としてこの世に留まることが出来たり、
死生観というか、死観？が穏やかで全体的に温かい気持ちになれる作品でした。
妖怪たちはわりとポップなデザイン。(一部を除く)
ただ、原作は30巻超えの漫画作品のようなので、やはり短い映画の中では夫婦の愛を描き切るには足りなかったかなという印象で、あっさりめに仕上がっていたと思います。
あまりにも奥さん(高畑充希)がいい子過ぎて感情移入出来なかったのかな〜。
宇多田ヒカルのEDは素敵だった。
でもこの映画より宇多田ヒカルの歌の方が愛が深く感じた。
