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バトル・オブ・ザ・セクシーズのぴろぴろのレビュー・感想・評価

3.8
黒髪のエマ・ストーンが知的。
テニスが来てる感じですね。
大坂なおみと対戦したセリーナ・ウィリアムズは生涯獲得賞金が最も多い女子テニス・プレーヤーで8630万ドル(約96億円)以上とか。
今でこそ賞金女王としてガッポリ稼げてるけれど、それほど遠くない昔、男子選手の8分の1しかもらえない時代があった。
テニス好きには高学歴の富裕層が多くクールなイメージがあるが、昔は頭が古い人も多かったんですね。 スポーツ界のお偉いさん、今も頭が古い人多そうだけど。
タイトルの通り「バトル・オブ・セクシーズ(性別間の戦い)」ではあるけど、この世紀の一戦の挑戦状を叩きつけたボビー・リッグスは、本気で男尊女卑だった訳ではなく、何とかもう一度スポットライトを浴びたくて、世間の注目とマネーを自分に引き寄せたい一心の悪あがき?だったのかな。 悪いヤツでは無さそう。
ビリーがインタビューで「敬意を払って欲しいだけ」みたいなセリフを言ったと思うが、インド映画「マダム・イン・ニューヨーク」でも主人公が「ただ尊重して欲しいの」と言ってた事を思い出した。 女子選手を献身的に支えるご主人達の姿も印象に残った。
「カクテル」でのトムの相手役や「BTTF」シリーズのエリザベス・シューを久しぶりに見れて美魔女ぶりが嬉しい。
最後に出てきたヌード写真がそっくり過ぎて笑える。 ボビーはなかなかのエンターテイナーなのかも。
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