叡福寺清子

嘘八百の叡福寺清子のレビュー・感想・評価

嘘八百(2017年製作の映画)
3.0
年間視聴本数に占める邦画の割合が毎年数%で,しかもSFでもホラーでもない本作をどうして私が視聴したかというと単にロケ地が堺だからです.特にオークション会場は車で10分以内の距離,野田一家が住んでた安アパートは私がよく利用する映画館に向かう道中のすぐそば,胡散臭い外国人のチャールズが生まれた河内長野は隣の市で彼が育ったという北野田は3つ向こうの駅である.そりゃどんな作品であっても親近感を感じるでしょうよ.あぁ,あそこ辺りを中井貴一が,近藤正臣が,芦屋小雁が歩いていたんだと思うと胸ドキでありましょう.
ロケ地といえば,傑作ロスト・エモーションもロケ地として,私の自宅から歩いて15分程度の大阪府立狭山池博物館が使用されていました.いいですよ,ロスエモ.機会がございましたら,一度御覧ください.
で,嘘八百ですね.なんでしょう.森川葵のちょうどいいブス加減に感動いたしました.Wikiさんで確認したら実写版賭ケグルイでは早乙女芽亜里なんですね.もちろん賭ケグルイはアニメしか観たことがございませんが,早乙女芽亜里ってやっぱちょうどいいブスじゃないですか.
あと,物語と直接は関係ないんですがね,食事シーン,特に野田家でのすき焼きと翌日のおじやのクチャ音がものすごく気になりました・・・いや不愉快でした.そーゆーとこですよ,邦画!