キットカットガール

ミッキーの恋人訪問のキットカットガールのレビュー・感想・評価

ミッキーの恋人訪問(1931年製作の映画)
3.6
「ミッキーって髭剃るんだ。そりゃそうだよね、ネズミだから髭あるよね。でも、髭描いてあったっけ...?」
鑑賞しながらボソボソとこんな独り言を呟いてまった笑

やはりミッキーとミニーは普通に愛し合う、王道なカップルでいる方が良い。見ていてとてもストレスフリー。初期のデートDVが気になるミッキーや浮気性のミニーよりも落ち着いて見ていられる笑

それから、今作にはプルートが登場。公式では『ミッキーの陽気な囚人』がプルートのスクリーンデビュー作とされているが、正直、個人的には本作でやっと “プルート”と識別出来た気がする。

そして、1つだけ、本作や前作等を鑑賞して、とても気になったことがある。それは以前『ミッキーのオペラ見学』という作品を観た時に強烈に印象に残ったミニーの腰振りダンスとそのテーマ曲。それが、本作や幾つかの作品で何度も使用され続けていることだ。音楽だけではなく、必ずセットで腰振りダンスも描かれている。変に洗脳性が高い演出の為、かなり気になる。ウォルトが気に入っていたのかな?謎は深まるばかりだ。

✴︎ラストの締め方は面白かった。