耳で楽しむ映画。
無音が音の一種だってことを実感する、とても静かな作品。
日々意識しないながらもいろんな音に囲まれてるから。
静寂と、その中に響くラ音1音がこんな綺麗って思えるんだなと、貴重だなと。
原作のあの、さらっと流れるように終わっちゃって特に何が残ってる訳でもないけどわりと好き。な感じ。
あれをどう飽きさせずに映像化するんだろって思ってたけど、わりと忠実で良かった。
比べちゃうとストーリー的にはやっぱ足りないとこも多々ある気もするけど、そこは本では届けられない、音って強みでカバーかな。
キャストの違和感のなさが素晴らしかった。
そして、エンディング。
流れ始めっから、ジブリっぽいなーと思ったら笑
久石様でしたね。
美曲。
スコアは低めつけたけど、仕事後のお疲れの脳にはとてもオススメ。
癒された。