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海へのオデッセイ ジャック・クストー物語のyのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

潜水用呼吸器を発明した発明者の1人ジャック・クストーとその次男フィリップをメインにした映画。

才能あるクズが世界を回しているんだなぁと(´・_・`)クストーはもちろんクズだし息子フィリップもクズ。映像のために仲間の命を危険にさらし1人で勝手に檻から離れるフィリップはサメに噛まれてしまえと思ったし、浮気が妻に知られたばかりなのにその愛人を妻が乗る船に乗せて一緒に航海へ行っちゃうワンマン自己中クストーは本気で南極の氷の中に1人置いて来てもらいたかった。なのに1番大事な時1番欲しいことをしてくれるから嫌いになれないのが本当にずるい。誰に迷惑がかかっても絶対に成し遂げるという信念があるのも、本当に!迷惑だけれどやり遂げてしまうんだから憧れてしまいます。

全風景全てのシーンが素晴らしく綺麗です。ザトウクジラの親子のシーンに海中で1人カメラを持ち海面を仰ぐ引きのシーン、あとは南極の氷山に海中etc。何もないのだけれど引きのシーンが特に好きだなぁ..アシカにペンギン..動きがとんでもなく可愛い..ストーリーが霞むくらい映像が素敵過ぎました。

テレビ番組のためなら、お金のためなら動物たちを傷付けるクストーでしたが終盤南極に行った際に初めて潜水した日を思い出し環境を守ることを決意。これから彼の撮った映画を見ようと思います( ´◡` ).*
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