前作の「ワイルド・シティ」より間をあけずに作った本作は「トゥームレイダー ファースト・ミッション」にも出演しているダニエル・ウー主演にしたアクション映画になっています。
個人的には前作より好みです。アクションの使い方がよくなっていましたし、お話もそれなりに面白かったです。それにしてもリンゴ・ラム監督の主人公って何かしら闇を抱えているんですよね。今回は妻を癌で亡くなっている設定だし。
アクションはガンアクション、カーアクション、格闘戦と小出しにしながら作品を盛り上げています。個人的にはダニエル・ウーの格闘戦は久しぶりだったので楽しかった。
ただヒロインでもあるジアの妹ジェーンがちょっと情緒不安定みたいなキャラはちょっと。チャン・チンチューは相変わらず綺麗な方ですが、出演した作品で泣くシーンが多いのは何故だろう。演技は上手いとは思いますが。あと香港映画お馴染みの唐突に終わる感じなのも今の時代には合わないかな。
あくまで前作より好みになった映画という感じでした。