久しぶりに映画館行けたー!歓喜!ということで選んだのは笑えてハッピーエンドに間違いない、と予告の時点で確信した『ミックス』笑
ガッキーにリーガルハイの脚本家は相性良い!
古沢さんの脚本って、ばーっと広げていった物語が展開していくにつれて繋がる快感がある。
あ、こうか?って予想を期待通りに叶えてくれたり、くれなかったり。あと笑える演出、というか映し方ってなんなんだろう、って考えていくとやっぱり台詞ごとの間と周りの細やかな動きなのかなぁ、って。冒頭の二日酔いのガッキーがハギを不審者だと思って近づくとき、電車の揺れに合わせてころころとキャリーが来る、って場面に笑えて、ガッキー映るだけで、来るぞ来るぞ…ってわくわくするんだから、その俳優の持つイメージやキャラクターって大切。
コメディの中にほろり、とさせる構造があるのも魅力的。
一生懸命なフラワークラブの人たちを観ていて気持ち良かった。
しかしですよ、ガッキーや瑛太や脇を固める俳優たちが良いのはわかる、もちろんわかる、でもここで言いたい。
蒼井優最高か!?
蒼井優が画面に出てきた瞬間吹いた私、いやでも他にもいたぞ。
蒼井優の魅力に改めて気付かされる。田舎の中華屋の店員なんだけど、団子にパンダ組み合わせてる時点でコメディに振り切る絶妙さ。笑
今別の作品でクズい恋愛体質の女性を演じているのに、こっちだとチャイナガールよ。
そして展開されて繋がる卓球とチャイナガール、最高。
卓球が題材にあるから、卓球のテンポに合わせたようにとんとんと進む。真木よう子の展開とかぽんってあの感じになるから、笑っちゃう。
そしてわかってはいるけど、伏線が回収されてみんなが素敵な結末を迎えるハッピー感。
いや、ラストの瑛太のあのチューはずるい、ずるい。(2回繰り返す)漫画みたいな展開だけど、台詞なしで正解。
SHISAMOの主題歌がすごく作品に似合っていて、帰り道はエンドレスリピートでしたとさ。