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ミックス。のtetsuのレビュー・感想・評価

ミックス。(2017年製作の映画)
4.0
高校時代卓球部、
大学でも卓球を続けている友達と鑑賞。

会社の卓球部に所属するカレに婚約を受け、
幸せの絶頂にいた"多満子"
しかし、社内の卓球部に所属するカレが部内の女性と不倫していることが発覚したことから、彼女は地元の卓球クラブに帰ってしまう。
実は幼小期、母から卓球のスパルタ教育を受けていた多満子、
復讐心に火が点き、改めて卓球に向き合い始めようとするが、帰ってきた卓球クラブは閉鎖寸前、おまけに、わずかに残ったクラブのメンバーは、元ボクサー、中年夫婦、引きこもりの青年といったワケありの面々ばかりであった。
卓球クラブを再建するため、そして、元カレを打ち負かすため、男女混合ペア競技"ミックス"で全日本卓球選手権に挑むことになる多満子だったが...。

え~っと、これは、好き嫌いが分かれる映画だとは思うんですが、個人的には"あるシーン"があったおかげで、相当楽しめましたよ。笑笑
まぁ、その"あるシーン"については最後の方まで、とっておきます...。笑笑

前回、「三度目の殺人」を別の友達と行った際、始めに今作の予告編が流れ、その友達が「こんな映画、誰が見んねん」と言っていましたが、それ、完全に僕でしたね...。笑
まぁ、それぐらい、僕の周囲も期待しておらず、実際、映画館のポイントを使って鑑賞したのですが、ハードルを下げていたのもあって、中々楽しめました!

ちなみに、
今回、一緒に観に行った友達は、
高校の同級生で、予備校の1年を乗り越えたり、派遣のバイトを共にしたりした旧来の友達でして、
卓球が好きな彼とは、
僕も中学校時代、少し卓球をしていたため、一緒に練習をすることが多々あったのですが、
劇中での役者の卓球が上手いかどうか、彼に聞いてみると、
「それは、うん、まぁ...、気にしたら負けやね。」
という答えが返ってきましたwww

はい、話は戻りまして、笑笑
みなさんもご存知の通り、
この映画はガッキーのために作られたような映画で、実際、あるアンケートによると観客の鑑賞動機の約76%が"ガッキー目当て"だったそうです。笑笑
だからこそ、
少し思ったことがありまして...、
ガッキーは世間や共演者に愛されているが故に、等身大の人間としてではなく、雲の上の存在、理想の人物のように見られているのではないか?
そして、本人は、それを嬉しさ反面、少し窮屈に思っているのではないか?
これは有名人の多くが抱えるジレンマだとは思いますが、そんな事が鑑賞中、頭をよぎりまして、
特に終盤、
彼女が独白を始めるシーンでは、
彼女がその苦悩をいかに乗り越えているのか?
ある意味で、その1つの答えのようにもとれるセリフがあり、ここは本作の見所だったと思います。

あ、最後に、
最初に言っていた"あるシーン"のことなんですが、終盤、卓球大会のシーンで、ガッキーの元カレ役・瀬戸康史さんが色んな意味で特大スマッシュを決めるんですね、そのシーンがあまりにもシュールすぎて...、
しかも、その後に限って、無音のシーンが続くこと、続くこと。笑
そのせいで、このあと完全にツボった僕たちは、
映画が終わるまで、約10分間必死に笑いこらえることになりました...。笑笑
場内にいた、他の観客の方々には、この場を借りて、謝罪させていただきます。
だって、瀬戸くんがあんなことをするんだもの。(←まったく反省していない。)
ちなみに、上映終了後も泣き笑いが30分以上止まらず、帰宅するまでの彼とのLINEでも、ひたすら瀬戸康史の画像を送りあうという悪ふざけをする僕達だったのでした...。笑

うん、なんか、結局、
今回の映画を観るにあたって、
彼と僕が作品を楽しめる"最高のペア"だったのかもしれませんね。笑笑

(あ、ネットで感想を探しても、そのシーンについて語っている人がいなさすぎて少し寂しいので、下のコメ欄で、共感した方がいれば、コメントお待ちしております!笑笑)

というわけで、
深みはあまり感じられず、何も考えないで楽しめる娯楽邦画でしたし、
伏線を張らずして伏線を回収する、という古沢マジックには、好き嫌いが別れる作品ではあると思うのですが(←結構、言う。笑笑)、
監督が多分、意図していなかったであろうところで、こんなに笑ってしまうという意味では反則の様な気もしますが、何はともあれ、☆×4.0の映画でした!笑

(※念のため、断っておくと、映画館で観るというより、是非、DVDで友達と鑑賞することをおすすめします!笑笑)

参考

ガッキー映画×瑛太『ミックス。』1位!「新垣結衣が好き」鑑賞動機76%
https://m.cinematoday.jp/news/N0095578

追記
2018/10/20
地上波放送にあわせ、加筆・修正
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