分かりやすい。楽しい。面白い。
三拍子揃った映画。
単純なんだけど、これだけ面白く魅せるってやっぱり技術のいる事なんだと思います。
あまりに単調過ぎるとお遊戯会レベルと言われかねないし…。
脚本の古沢良太さんは観ている人の共感を誘う境遇のキャラクターを作るのがやっぱり上手い。
共感が出来るというのはその作品に入り込めるという事なので、凄く重要だと思います。
コメディの部分もしょうもないな〜と思いつつやっぱり笑っちゃう。
キャストも豪華。
皆さん楽しんで演じているのがよく分かるので観ているこっちまで一緒に参加出来ている様な気持ちが味わえました。
ガッキーはあんなに可愛いのになんでいつも幸薄な役が似合ってしまうのか…。
蒼井優と吉田鋼太郎はあんな一瞬でよくあれだけ爪痕残せるな…。凄いわ…。
生瀬さんは最早別枠。
プチトマト農家の夫妻の過去とか
キャラ設定は色々あったみたいでしたが、
時間が足りなさ過ぎる感じが否めなかったのが残念でした。
連ドラで観る方が面白かったかも…?という気持ちも、無きにしも非ず…。
大事なのは結果じゃなく、その過程。
例え結果を残しても、そこに心が無ければ意味が無い。
懸命に生きている人は輝いてる。
ありがちだけど、熱くなれる良い話でした。