勝ったのは農民だ

ミックス。の勝ったのは農民だのレビュー・感想・評価

ミックス。(2017年製作の映画)
1.6
自分の尊敬するボクサーの1人、長谷川穂積選手はボクシング引退後、息子さんと卓球を一緒にしているそうです。長谷川選手も中学時代は卓球部に所属していたそうですし、息子さんも元から卓球をしていたらしいです。
少なくとも、本人の強い意思でない限り、ボクシングをさせないのは正しい判断だと思います。

逆に、亀田三兄弟は、結果的に3人とも世界王者になれたとはいえ、亀田史郎氏の教育のせいで、安全に勝つ事にこだわり過ぎました。そのために、ボクシング自体、ひいては彼らの人生そのものが小さいものになってしまったというのが、いちファンとしてのイメージです。

要は、親から息子に人生の選択権を与えることが重要だと思います。だから、今作の真木よう子の役は嫌いです。


話が逸れましたが、古沢良太さんの脚本の作品は、個人的に好きなものと嫌いなものの差がかなり激しいです。
『キサラギ』『ALWAYS』『探偵はBARにいる』それと、ドラマの『相棒』で彼の脚本の回はかなり好きです。

逆に嫌いなものは、『エイプリルフールズ』『探偵はBARにいる2』。あと、ろくに観ていませんが、ドラマの『リーガルハイ』『コンフィデンスマンJP』などです。



で、今作同様に石川淳一監督と組んだ『エイプリルフールズ』を観た時、本当に腹が立ったんです。どう考えても主人公達が悪いのに何もかもチャラにしているのにも腹が立つし、色々な演技・演出がゆるゆるな気がしました。

今作は『エイプリルフールズ』ほどではないにしても、やっぱり冷静に考えると気持ち悪い、腹が立つ映画でした。
大仰な演技・演出もさることながら、やっぱり「実はこうでした。」って説明の、いわば(後乗せサクサク)の雰囲気だけで持って行ってます。
トレンディエンジェルの斎藤さんのしたことも、要は盗撮です。



なんか、子供の頃、進研ゼミとかの塾の入会勧誘の封筒の中に入っている短編漫画を思い出しました。
『冴えない主人公が進研ゼミに入会すると、成績も伸びて、ストレス無く、遊びの時間も増えて、恋愛もうまくいく』みたいな、まさに(絵に描いたような)お話です。