蒼井優ちゃんを深層深く愛しているので「立テゴミドモ！！休ムトキハ死ヌトキヨ！！」を聞いて瞬時に生き返った。そしてその時点(映画中盤)まで自分の気持ちが死んでいたことにも気付かされた。
だって今、日本で最も愛されてる新垣エンジェル結衣ちゃんに《失恋して破れかぶれになってる女子》をコミカルに演じられてもなぁ。。吐きそうになっても、へちゃむくれになっても、汗まみれになっても可愛いじゃないか。可愛いのプロテクトが固すぎて1ミリも感情が揺れないし、ガッキーの魅力を堪能するなら別の作品の方が好み。古沢さんの《自分色に染めたい》という気持ちは伝わってきたけど、彼女は何色にも染まらないまっさらなところが良いんだよ。
本作にリアルは求めてなかったけど、あまりに設定が漫画的で狙ってるにしても滑ってる。もっと細かいツッコミ薙ぎ倒すくらいの勢いでコメディに寄せてくれなきゃ、庶務のチアガールとか、手編みのマフラーとか、茶色いお弁当とかが気になっちゃうよ。蒼井カンフル優様の他に良かったのは、すっかり姐御ポジションになった広末モトヤン涼子姐さんの安定感と、60代を目前にしても生足が眩しい田中ミラクル美佐子さんの可愛らしさでした。
