なすび

メアリーの総てのなすびのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
1.0
メアリーシェリーの『フランケンシュタイン』読み終わったので見てみたー!まず小説はおもしろかったです!あの映画版ともちがった感じなんだなーって発見もありました👀てか、小説の怪物はめちゃくちゃ饒舌なのがおもしろいです😂知覚を得てからわずか数年あまりで、会話の節々に引用とか使っててつよって思いました!しかも言葉を覚えたプロセスが、他人が教えてもらってるのをこっそり覗き見してって言うのがすごい。怪物氏、あのまま適切な指導を受けていれば学者の道など素晴らしい才能を発揮できたのでは…!?と悔やまれた(?)

あぁっ、また映画のレビューと関係ないムダ話をしてしまった!ぺちん!

この映画はね…おもしろくなかったです😭なんかこう安易に人の生涯と、女性の権利的な問題を結びつけたり取り上げて大袈裟にするのはよくないと思うのです。『サルトルとボーヴォワール』見てても思ったけど実在の人物の人生の映画化、教科書みたいなつまんないストーリーに収まりがち...?うまくいえないけど、人の人生で起こった辛いことなんて大抵側から聞かされる分には陳腐なものに見えてしまうのではなかろうか?だからほじくり返してやいのやいの解説つけるのは作品だけで十分だと思うのだ…!

まぁいつもいつでもエルファニングはかわいい。エルファニングがいなかったらこの映画地獄ですよ。吸血鬼のモデルになったバイロン卿なんてとくにいっぱつぶん殴りたくなるような顔してます。
なすび

なすび