はると

メアリーの総てのはるとのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
4.2
あらすじ↓
19世紀の英国。作家志望の若い女性が詩人の青年と出会う。互いの才能に惹かれ合った2人は駆け落ちし、女児を授かるが、夜逃げの最中にその子どもが落命。失意の中、彼女は恐ろしい怪物の物語を生み出す。

感想↓
2023年 74本目の映画。

この時代の世界観やファッションが綺麗で、観ているだけでも目が楽しい。ストーリーもそうだし、主演がエル・ファニングなことによってそこら辺の恋愛映画とかよりも美しい。ただ、ずっと悩みを抱えている感じだったから、エルが好きな自分からしたら元気出して!ってなった。演技力すごい。容姿が美しくて、いい意味でこの子本当に現代に生きてるの!?って感じだから伝記が似合う。

普段なら退屈に感じるエンドロールも今作は流れてくる英語が嫌に思わなくて、音楽と共に余韻に浸ることができた。やっぱり良い映画であればあるほど、エンドロールも必要なものになってくるよね。

18歳で小説を書くなんてすごい。自分も同い年だから、もっと頑張らないといけないなと思った。みんなの評価の高さと歴史の映画というところであまり期待していなかったのだけど、2時間があっという間に過ぎてしまう程良い作品だった。
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