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メアリーの総てのno6clubのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
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ずいぶん前に映画『フランケンシュタイン』をみたのでこちらもようやく鑑賞。
壮絶…なんか立て続けに男性側に問題のある映画みてる気がして疲れたな。(男性側だけとは強く言えないが)メアリーもクレアも生きようと思えば男なんていなくても自分の力で生きていくことができるのになんでついていくんだろうと思ったけど、若さゆえの古い考え方に囚われない自由で新しい反骨精神的なのに好意的というか憧れが大きかったんかな…と思った。だから一緒に過ごしてしばらくたって冷静になるとズレが出てくるんだな。終盤の方でメアリーが18歳ですって言ったシーンで「エッッッッッッまだこれ物語開始時から2年しか経ってないの!?濃!!」になった。
『フランケンシュタイン』は、怪物がまったく悪意はなく一緒に遊んでるつもりで女の子を池に投げてしまったシーンが強烈で、メアリーとクララのことを踏まえると、より悲しいシーンと思った。最初の方はパーシーが怪物だと思ったけど、終盤でようやくフランケンシュタイン博士がパーシーで、怪物がメアリーだって気づいた。
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